ゲームやネット上で使うハンドルネームを決めるのに、
- なんにも思いつかない
- 思いついたと思ってもありきたり
- ネーミングセンスがなくてダサい
と悩んでなかなか決められずにいたりしませんか?
筆者もこれまで新しいゲームを始めるたびに、名前を決めるのに何日以上もかけてしまっていました。
真剣に考えても他人と被ってしまったり…。
こだわりが強すぎてなかなか定まらなかったり…。
なんとか決めた名前もしょっちゅう変えたくなってしまったり…。
ハンドルネームを決めるだけのことなのに、なぜか悩みの種が尽きませんでした。
しかしこの記事で紹介するハンドルネームの決め方を使うようになってからは、
- 新しい名前を考える時もすぐに思い浮かぶ
- センスのいい名前をつけられる
- 飽きずに使い続けられる名前を考えられる
というように、納得のできるハンドルネームを決められるようになりました。
今回は、これまで筆者がハンドルネームを考える中で得た「決め方のコツ」を紹介します。
理想のハンドルネームを手に入れたい方は、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。
ハンドルネームの決め方のコツ
ハンドルネームを決めるコツは、
- 条件となる要素をひとつずつ決めて固めていくこと
- ハンドルネームを決めるあらゆる方法を把握すること
この2つをステップバイステップで実行することです。
コツ1:条件となる要素をひとつずつ決めて固めていくこと
「条件となる要素をひとつずつ決めて固めていくこと」とはつまり、選択肢を減らし絞っていくということです。
マーケティング業界では有名ですが、「決定回避の法則」というものがあります。
人はものごとを決める時に、選択肢が多いと逆に選択をすることが難しくなるという心理現象のことです。
例えばカラオケに行った時に、
「何か歌って」
と言われるのと、
「◯◯(歌手名)の曲何か歌って」
と言われるのでは、決めやすさが段違いなのは想像に容易いと思います。
この「決定回避の法則」をハンドルネームを決めることに応用します。
コツ2:ハンドルネームを決めるあらゆる方法を把握すること
「ハンドルネームを決めるあらゆる方法を把握すること」は、全体的な視点を持つということです。
全体的な視点を持たない状態でハンドルネームを考えてしまうと、なんとなくで決めてしまいがちです。
なんとなくで決めてしまったハンドルネームは、
- 自分のハンドルネームとしてしっくりこない
- 飽きてしまってしょっちゅう変えたくなる
- いざ使おうと思うと恥ずかしい名前だった
ということになってしまう可能性が高くなってしまいます。
なぜなら、「他にいいハンドルネームがないかな」という疑念が払拭されないからです。
もしハンドルネームを決めても漠然とモヤモヤすると感じている場合は、ハンドルネームを考えるあらゆる方法を把握することから始めてみてください。
ハンドルネームを決める具体的な手順
ハンドルネームを考えるのに1番最初に決めるべきことは、「どのような名前にしたいか」です。
つまり、「ゴールを決める」ということです。
ハンドルネームを考え始めたということは、漠然とでも決めたい名前のイメージは持っていると思います。
しかし、漠然としたイメージのままで満足できる名前を決め切ることができるでしょうか?
どこか旅行に出かけようと思った時、目的地を最初に決めます。
もし最初に目的地を決めなかったら、どこに向かうのか定まらず迷い続けることになりますよね。
ハンドルネームをなかなか決められないことは、道に迷ってしまっている状態と同じです。
だからこそ、最初に漠然としているイメージを明確化して目的地を定めることから始めていきます。
ステップ1:名前に持たせたいイメージの大枠を決める
まずは「コツ1:条件となる要素をひとつずつ決めて固めていくこと」から始めていきます。
最初は名前に持たせたいおおまかなイメージから固めていきます。
- かっこいい
- かわいい
- 面白い
- おしゃれ
- シンプル
大体はこの中のどれかに当てはまると思うので、とりあえずこの中からひとつ選んでみてください。
最初に大枠を決めるのは、だんだんと細かい内容に向かっていく過程の選択肢を少なくするためです。
筆者は「公式っぽい」イメージの名前にしようと思うので、この中だったら「シンプル」を選びます。
また、「親しみやすさ」も兼ね備えている名前にもしたいので、
公式っぽいけど親しみやすいシンプルな名前
というイメージを大枠として決めることにします。
こういった条件となる要素も同時に固めていくと後々決めやすくなります。
ステップ2:ハンドルネームの形式を決める
次に決めるのは、名前の形式をどうするかです。
- スタイル(名前のみ、苗字+名前、好きなもの+名前)
- 文字種(ひらがな、カタカナ、漢字、ローマ字、数字、記号)
- 長さ(文字数)
といった項目を固めていきます。
ステップ1で大枠のイメージを決めたことによって、決めやすくなっているはずです。
「公式っぽくて親しみやすいシンプルな名前」を例にすると、筆者はマスコットキャラクターを思い浮かべました。
「ふなっしー」とか「つば九郎」とかそういったイメージです。
スタイルはシンプルが前提なので名前だけ。
文字種はひらがな、カタカナ、漢字で組み合わせなどは問わずとしておきます。
長さはわかりやすい名前がいいので、3〜4文字がベスト。長くても5文字には抑えたい。
と、こんな感じで決めていきます。
ステップ3:モチーフとなるもの決める
次に何をモチーフにして名前を考えるかを決めます。
- 本名(あだ名)
- 誕生日に関連するもの(星座や誕生石など)
- 自分に似た何か
- ペットの名前
- 好きな色の漢字
- 好きな作品名
- 好きなキャラクター名
- 使いたい漢字
- 好きな食べ物
- 好きな芸能人
モチーフが決まることで、実際に名前を考えていく段階で候補を絞り込みやすくなります。
筆者は、「ハンドルネーム.com」の管理人としての名前なので、「ハンドルネーム」をモチーフに決めていきます。
ステップ4:ハンドルネームを決めるあらゆる方法を使って候補を列挙する
ここからは、事前準備として「コツ2:ハンドルネームを決めるあらゆる方法を把握すること」が必要になります。
これまで固めてきた条件を基に候補を列挙していきます。
決める方法は大きく分けると、
- そのまま
- もじる
- 組み合わせる
この3つのパターンに凝縮されます。
筆者を例に、「ハンドルネーム」がモチーフでこれまでのことを踏まえて、
- そのまま→ハンドル、ハンネ
- アナグラム→はねむー、はんだとーる(ハンドルのもじり)
- 組み合わせる→ハン太(ハンドル+太郎)
というように、良さそうな名前を挙げていきます。
実際はこれよりもっと数多くの候補を列挙していってください。
この中で筆者のイメージに1番近いのは、「ハン太」でした。
しかし、ハン太はモンスターハンターの「モンス田ハン太」というキャラクターともろ被りします。
「ハンター」のイメージが強くなってしまうので、少しだけズラして「はんすけ」にします。
どちらかというとサイトの名前を覚えて欲しいので、ハンドルネームはあまりこだわらないという前提でこれで決めます。
偶然の産物ですが、「はんすけ(ハン助)」なら「ハンドルネームを決めるのを助ける」というサイトコンセプトにも合致しています。
これで今日から管理人の名前は「はんすけ」になりました。
おまけ
ついでに、助手のような立ち位置のキャラクターが欲しいので少し続けます。
ハンドルネームから連想するパターンで、類語の「ペンネーム」をモチーフにします。
そして「はんすけ」と対になるように「ぺんすけ」という名前を考えました。
ペンギンのキャラクター名にぴったりです。
ということで、助手はペンギンの「ぺんすけ」に決まりました。
まとめ
まとめると、
ハンドルネームの決め方コツは、
- 条件となる要素をひとつずつ決めて固めていくこと
- ハンドルネームを決めるあらゆる方法を把握すること
この2つをステップバイステップで実行すること。
そして具体的な手順は、
- 名前に持たせたいイメージの大枠を決める
- ハンドルネームの形式を決める
- モチーフとなるもの決める
- ハンドルネームを決めるあらゆる方法を使って候補を列挙する
これを順番に固めていくことです。
できれば、紙に書き出して考えると整理しやすいのでおすすめです。
今回の記事で紹介した方法で、あなたらしいハンドルネームを手に入れられることを願っています。